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皆さんは来年から始まるという次世代TOEFLのサンプルを見ましたか？ どんなのか見てみました。
文法セクションが無くなってWritingになるのはご存知だと思います。難しくなるのはIntegrated Sectionで、WritingのTopicが文章と数分の音声で構成されている事です。2段落程度の短い文章（今のReading Sectionの半分くらいの長さ）を読み、それに対する講義（今のListening Section Part-Bより若干短い程度の長さ）を聞き取ります。次に質問が文章で表示され、それに対する自分の考えをTypeするという形式です。つまり、Writingと言えどもListening能力が低いと講義内容が聞き取れずに手も足も出なくなってしまうという事です。
ちなみにSpeaking のIntegrated Sectionも同様で、２段落の文章を読んで、それに対する講義を聞いた後で質問に対してマイクに向かって話すという形式ですから、講義の部分が聞き取れないと非常に困った事になります。
各予備校も新形式にはすぐに対応すると思いますが、学習ノウハウがある程度確立されるには2年はかかると思います。来年度に出願予定の人は既に学習方法が出来上がっている現在のTOEFLでスコアを出してしまう事をお薦めします。TOEFLのスコアは2年間有効ですので、出願月の2年前までのスコアは使える事になります。
次世代TOEFLはコミュニケーション能力を非常に重視した構成となっていますので、帰国子女の方であればそれ程苦にならないと思いますがListening能力の低い人にとってはスコアを出すのは相当大変になると予想されます。日本の暗記中心の受験勉強方式では対応が困難な試験となるからです。
次世代TOEFLのサンプル（FLASHプレイヤーが必要です）
http://www.ets.org/toefl/tour/start-web_content.html
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