Re:China MATH

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In Reply to: Re:China MATH
投稿者:わし - 投稿日時:2002年11月11日 07時25分05秒

>> KMさんのアメリカ女性の話で、私も一度はなるほどと納得しましたが、よく考えると、「場合の数」と「確率」をごっちゃにしているので、もともとの題意から少し離れてしまっているように感じました

>「場合の数」というのは、「 起こりうる事象をもれなく、数えあげる事 」です。 場合の数を求めてはじめて、確率が計算できます。 「ごっちゃにしている」どころか、場合の数は、確率を求める前段階の基礎となる事項です。

基本的にKMさんのおっしゃることは理解しているつもりです。
<日本の受験にありがちな流れ>
1.場合の数を考える
2.対象となる事象の発生確率=対象となる事象についての場合の数÷全体の場合の数
ということですよね?
この問題で面白いと思ったのは、日米の確率というものについての思考アプローチの違いです。

<今回のケース>
1.A,Bそれぞれの発生確率を用いて、其々の場合の数を考えようとトライする。

2.対象となる事象についての場合の数が一意に決まらない。(いろんなケースが出てきてしまう)

3.対象となる事象の発生確率(=対象となる事象についての場合の数÷全体の場合の数)も決まらない

私が違和感を感じたのは1のステップで確率から場合の数を求めようとしたところでしょうね。このとき、A,Bそれぞれの発生確率を純粋な割合として取り扱って期待値を場合の数を求めるネタに使ってるってことです。もちろんこれは確率というものの定義から考えると間違ってはいませんが、受験で確率を勉強した人間は通常「場合の数→確率」は慣れていても、「確率→場合の数」っていうのはあんまし考えないだろうから。

とまあ、多分こういうことではないでしょうか?
すいません、よこからちゃちゃ入れて、なんか更に概念的になってしまいました。こういうの言葉で説明するのって難しいですね。

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