言語学専門の者です。私が以前に「第二外国語を習得するのに適切な時期があるか」というテーマで研究した結果、子供だから第二外国語を習得するのに適している、という結果ではありませんでした。現在、言語学者達の間でも第二言語習得に適切な時期は無いとの見方が多数です。
ただ、子供は自然的環境での習得は大人よりも勝ります。しかし教室的環境では大人の方がはるかに習得率は高いです。Listening,Speakingにも言えます。子供が有利に見えるのは、難しいボキャブラリを大人と同様に使う必要が無い為簡単に話せるようになる。話す時に間違いを恐れない為上達が早くなる。他にも子供ならではの色々な要因がありますが、長くなるのでこの辺で止めときます。大人で言語学習に不利なのはネイティブと同じ発音で話せるようになりにくい、という事くらいだと思います。それは発音器官の発達上、制限されてしまうからです。私の知人に３０過ぎで５ヶ国語（米・中・露・日・独）を習得しなければならず、猛特訓した結果、今ではネイティブと変わらない程度に話します。日本語も見事です。　長くなりましたが、年のせいにしないで頑張りましょう。（深層心理も言語学習に非常に影響してきます。）　　

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