Re:リーディングのスコアアップについて

In Reply to: リーディングのスコアアップについて
投稿者:ひとみ
投稿日時:2004年08月31日 02時02分04秒


 リーディングでお悩みの様ですね。私も練習でやったパワープレップは、リーディングだけが、23〜24点前後で困っていた記憶がありますのでお気持ちは分かります。初回TOEFL受験時は、やはり、リーディングが足を引っ張ってしまい、247点と250点ギリギリ届かなかったのです。ですので、お書きになった件は私も当時、同じように思っていたのです。

 さて、本題ですが、私が思うに、リーディング問題をお読みになった際、内容もほぼご理解なさっているとの事ですので、TOEFLを解く上で、単語力にさほど問題があるとは思えません。恐らく、23点前後をお取りとの事ですので市販のTOEFL単語集を一通り終えられたのだと思います。勿論、単語は多ければ多いほど良いとは思いますし復習は何度も行ってください。

 TOEFLリーディングのレベルであっても、割と難解な単語が1つの文章の中に、1,2個あったりする場合もあると思いますが、例えそれらの単語が分からなかったとしても、さほどスコアに影響するわけではないと思うのです。TOEFLでは前後関係から推測できる場合、そして、専門用語は、その意味を文章の中で意味をほのめかしている場合が多いからです。

 誤答の多くが、同意語を回答する問題だと思われるのなら、私が一通り目を通した、参考書をお勧めします。Barron'sという会社が出している、Essential words for the TOEFLという本があるのですけれど、これはTOEFLのリーディングで頻出の同意語問題を集中的に500問ほど集めた本です。確かに、これがそのまま本番試験で出た場合もありましたが、何より、500問という数をこなすので、同意語問題を解く上で、練習になるのではないかという意味でお勧めします。2回目の受験前に、私はこれを1週間くらいかけて、集中的にやったのですが、とてもためになったと思っています。

 また、英英辞典を普段から使うと、日本語訳された英和辞典よりも、より単語の意味の定義が広がり、同意語問題が解きやすくなると思います。なぜならば、翻訳された英和辞典は、なるべく、英単語の意味を、簡単で、日本で一般的に使われる日本語の単語に置き換えようとする傾向があり、間違ってはいませんが、本来、英語を話す人が思っている英単語の定義とずれる場合があるからです。
 英英辞典というと使うのが面倒、、というイメージがあると思いますが、最近の電子辞書には英英辞書を搭載しているものも多くあると思いますし、お持ちでなければ、ウェブスターというアメリカの辞書会社のホームページで、ウェブ上の簡易辞典を無料で利用する事も出来ます。また、大きな本屋の洋書コーナーに行けば売っていますし、あわよくば、辞書の内容をCDーROMとして付属にしてくれている辞書もあることでしょう。

 同意語問題は、大概4つの選択肢の内、2つは全くといっていいほどお話にならない選択肢なのですから、残りの2つの選択肢のうち、どっち?と思う際のコツをこの本は教えてくれると思います。また、ラテン語、ギリシャ語のワードルーツを簡単ですが、巻頭に一覧にしてくれているので、どうしても判断が付かない時の最終手段として、それらを使うのもいいかと思います。


 主題に関して回答する問題に関して申し上げますと、これらの問題は、リスニングで聞かれる「この文章の内容の趣旨はなんですか?」とほぼ同じ事をただ文章を読んで答える物なのだと思います。リスニングの長文問題はいささか、聞き取る為のものなので、口語的かとは思いますが、それほど単語の難易度もがらりと変わるわけではないと思います。

 皆さんはどうやっているか知りませんが、私は、文章の主題を問う問題は、最初は飛ばしてしまい、一番最後にやっています。
 やはり、文章全部を一通り読まないと判断できないかなあと思いますし、リスニングの際も、一応全部講義を聞いてから、主題を答える問題に解答するのですから、なんとなくそういうクセが付いています。
 なお、それでも、判断がつかない!と思った際、私は、各パラグラフの最初の一文を再度読んで判断しています。英語の文章は最初の一文に結論や要旨を述べる傾向になるとおもいますのでヒントが隠されている事が多いと思います。また、迷った際は、なるべく大きな定義・意味を表す選択肢の方が正解の様な気がします。これはリスニング問題でも同じですね。

 最後に余談ですが、文章の時間配分に関してコメントいたします。恐らく、多くの場合、リーディングは44問、1時間10分の時間配分が一般的だと思います。(というか、私が受けた3回は全部そうだった)大体、4つの文章があって、3つは比較的簡単、1つはちょっと難易度が高い問題のような気がします。このちょっと難易度が高い文章がどこに来るのかはその時々の気がしますが、大概2番目か3番目のような気がするのです。いずれにしても、読み始めて、「あ、ちょっとこれ、難しいかも、」と思ったら、他の文章よりも少し時間をかけてお読みになってください。
 
 結局、私の場合、リーディングはパワープレップや参考書に付属でついているCDーROMをやり倒した事、単語を覚えるだけでなく、同意語に関して考えながら単語を覚えたり復習した事、主題を問う問題をリスニングの長文問題の傾向なんかと照らし合わせながら、練習した事が有効だったのかと思います。リスニングとリーディングは以前もここの掲示板で申し上げましたが、相互に関係し、類似点が多いと思いますので、リスニングを練習していたら、だんだん上がってきた気がします。

 この方法が誰にでも合うとは思えませんが、最後まで唯一苦手だった、リーディングをこんな事を繰り返していたら、いつのまにか、克服し、先日受験したTOEFL3回目でやっと26点取り、総合点で260点を超えました。とはいえ、未だに得意ではないので、リスニングとエッセイ、文法で吊り上げている感じもしますけど。そう考えると、文章を英文で読むのはすきなのですけれど、もう、TOEFLリーディングはやりたくないです。本当にリーディングは他の教科の何倍も苦労したので、、。

 参考になりますでしょうか。

> 現在リーディングセクションの点数が停滞気味で悩んでいます。先日久しぶりに受験したところ以前と変わらず23点でした。個人的には、内容もほぼ理解しわからないところはないのですが、なぜかいつもこの点数です。23点ということは、大体大問一つにつき2,3問間違えている計算になると思います。自分では、主題を求める問題と同意語を答える問題で間違っていると思います。ただ、同意語を求める問題も全然わからないのは、2問あるかないかで後は意味はわかっています。今後、25点以上を取るためには、どういった勉強を進めていくべきなのでしょうか。

 主題を求める問題は、やはり英語力というよりも読解力の差になってくる気がします。問題集で回答を見てもしっくりこない時もあるので。同意語の問題も、意味は全部わかるけど本当にこれが答えでいいのか、迷うときがあります。結局、単語力をつければ解決する問題なのでしょうか?

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