Re:リスニングが・・・

In Reply to: リスニングが・・・
投稿者:ひとみ
投稿日時:2004年08月17日 14時03分53秒


 以前も書かせていただきましたが、ただ闇雲にリスニングをやっていてもダメですよ。コツというものがどのテストにも存在するものですので、それをおつかみになれば25点は超えるものと思います。

 まず、ロングカンバーセイション(レクチャー・ディスカッション等)で引っかかりを覚えていらっしゃるとの事ですが、普段どのようにして聞かれていますか?リスニングが20点から25点の間を推移なさっている方は、恐らく、点数からいって、全く内容が分かっていないというわけではなく、細部が聞き取れてなかったり、恐らく、せっかく聞き取れてても、忘れてしまったなんて事があるのではないですか?

 私は、まず、会話が始まる前に画面上に出る、レクチャーのお題に注目しています。例えば、「zoology」というお題が出たら、「あ、動物に関する事でるな、、。じゃあ、肉食獣とか草食動物とかの話かな?それとも、微生物・細菌とかの話とか出るかな?あ、それはbacteriologyか、、。じゃあ、小さくても鳥とかの話がでてくるよね、、。動物の学問だし、、。」などと、一瞬の間ですけど、何が出てくるかの想像をしています。

 その後、「次のディスカッションを聞きなさい。講師は絶滅種の危惧に関する話をしています」とかそういうイントロ出てきますよね?そしたら、考えがもっと具体的になりますよね?
「ああ、希少動物か。きっと生態について話されそう。それか、きっと絶滅しそうになった要因を発生した順番に並び替えさせる問題も出るかも、、、。年号や、要因が説明されたら、気をつけて聞いておかないと、、。」それか、「ああ、アメリカ独立戦争史ね。だったら、きっと、なんという人物がどんな偉業を成し遂げたのか、それと、革命戦争が、どこからどこに波及したのかなんて問題もでそうだな、、。頭の中で地図を書いて、どこの地名だったか気をつけて覚えておかないと」と思っています。

 そして、大概、レクチャアーやディスカッションなんかの初めの言葉は「today, we would like to talk about,,,,,,,」と始めるので、あ、「ここでwhat is the lecture mainly about?って問題のヒントが出てる、、しっかり聞いておかないと、あとで答えられなくなっちゃう」。と思いしっかり聴きます。これを聞き逃すと、後で取り返しが付かなくなっちゃいますね。
 
そして、イントロが終わり、具体的に説明に入ったら、今度は、机の上に、指で講義の内容を書いていきます。公式に現在のTOEFLではペンでメモを取る事は許可されてませんけど、指を使って手のひらに何かを書いたり、(指でなぞる)する事は別に禁止されてませんので、私はそうしてます。
 
たとえば、アメリカ人の偉人や作家の名前が出てきたんだけど、あー、スペリングは分からないけど、これ、あとで質問されそうだなあーって思うとき、手のひらに、イニシャルをなぞっておきます。数人、外国の名前が出てきて、混乱しそうってときも、私はイニシャルを手のひらになぞって覚えておきます。また、先ほど述べたように、年代の順番が出てきそうだなあって思ったら、頭の中で、「えーっと、このレクチャーは、ボストン茶会事件で始まって、ボストン港閉鎖について言及してるね、その後、東部十三州に波及して、戦争勃発。これが順番ってレクチャーでいってたね。」などなど。

 余裕がある時は、私、口を使っても覚えています。声を出すのは禁止されてますので、口パクっていうのかな、、、。声出さないで、内容を復唱してみたり。

 それとディスカッションの時は、画面に出ているどの人物が発言してたかな?なんてのも目で追っています。目で追うと、イメージが付くので、あとで度忘れして、誰の発言だったかな?って思ったとき、役に立ったりしますよ。

 ここまで書いてみると、私って、端から見たら、なんて気持ちの悪い受験者なのかな、、、と思います。しかしながら、この一連の事をやらないで、ただひたすら、パワープレップや参考書についているCDを聞いていただけの時に比べると格段に点数が上がった気がします。

 TOEFLはちょっとおかしいと私は思います。きっと、大学や大学院で授業やディスカッションをしている時、メモ禁止と言われている授業なんて絶対ないと思うのですが、リスニングセクションでメモ取ってはダメといわれている理由が分かりませんね、、、。
 ただ、「おかしい」といっていてもらちがあきませんので、覚えたり、落ち着いて聞ける環境をご自身で開発なさってください。参考になればと思います。図をクリックしたり、順番を並び替える問題なんかは間違えると減点大きいきがしますよ。間違えないように。

 それでもダメって場合は、“音が似ているだけで全然意味が違う、ホモフォーンに引っかかっている、notなどの否定句が聞き取れていなかったり、should have doneなど、「〜していればよかったのに」という具合の、引っ掛け問題にぶち当たっている、レクチャーなどで話された発言の一部を違う単語で言い換えている選択肢の存在に気が付いていないぢ腓泙な意味、まとめを述べている選択肢をクリックする事を求められているのに、一部の発言者の趣旨だけをクローズアップしている選択肢を選んでいるなどなど、、、。

 上の発言をなさった方もおっしゃっていましたが、海外ドラマを見続けるのもいいと思いますよ。お金と時間の余裕があれば、2,3ヶ月英語を話す国に行かれてTOEFLコースのある、語学学校に行かれるのもいいかと思いますよ。とにかく、英語だらけの環境に身をおかれるのも上達のコツですね。日本語の話者がよく陥りがちな、SVOSVOを繰り返す短文だけのスピーキングを改める為にも、ネイティブがどのようにお話をしているのか聞くのもいいですね。

きつい言い方ですが、スピーキングが下手な方は、リスニングもダメです。何故なら、発音を正しく出来てない人は英語の「音」を認識していないわけだし、短文だけでしか話さない人、単語量だけ増やしているあたまでっかちには、他の単語、表現、で言い換えるって発想がわかないからです。難しい単語を覚えるだけが、英語を話せ、使えるコツではなく、いかに言い換えのバラエティーがある会話が出来るのかも洗練された会話につながるではと個人的には思うからです。

 ご参考いただけましたでしょうか。

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