経営学関連プログラムとキャリア

In Reply to: Applyすべき最低のスコアは?
投稿者:GM
投稿日時:2004年01月05日 05時10分14秒

私の学校にもMBA以外の経営学関連プログラムがありました。これらの学生はMBAの学生とは全く異なるタイプの人が多かったです。例えば金融工学専門のプログラムには勉強はものすごくできるが、グループワークをやると協調性がなかったり、物事を論理的に相手に伝える能力が不足していたりという人が多かったです。

学問として会計やファイナンスを勉強するプログラムでは学部時代のGPA(私の学校では合格するには3.7は欲しい所です)が高く、アカデミックな業績(関連する分野の本を書いたなど)が重視されます。MBAとは異なる合否基準ですからGMATだけが重要視される事は無いと思います。

日本人で、社会経験は少ないが会計学の修士を取得してBIG4の会計事務所に3社応募して2社から(米国現地採用)採用通知をもらった猛者もいます。

GMATが全てではありません。将来どのようなキャリアを歩みたいのかが明確であれば、最適な選択肢を選ぶだけの事です。問題はそういう相談ができるところは日本国内にはほとんど無い事ですね。MBA予備校はキャリアよりもTOP校に合格することが目的化しているので相談相手としてはあまり適切でないように思いますし、カウンセラーがMBAなり経営系学位取得者で海外現地企業での勤務経験がなければアドバイスの信頼性が低くなってしまいますから。

上記とは相反する答えかも知れませんが、相談者の場合500点未満というスコアはアドミッションにはNegativeな要素になりますので、時間が許すならもう一年受験準備期間を取って少なくとも600点以上にしてから出願した方が良いのではないでしょうか。出願先の学校のGMAT平均点を大きく下回るスコアでは合格はほとんど無理と考えておくべきです。推薦者には良い学校に行きたいのでもう一年準備したいと相談すれば理解を得られると思います。人生は一度しかありませんから、後悔の無いように選択肢をチョイスしていくべきです。

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