Re:英文解釈教室

In Reply to: 英文解釈教室
投稿者:アメリカより
投稿日時:2003年08月08日 03時39分52秒

 留学しようと思っているならば、今すぐ、英文解釈教室を使うのは止めて、英語を英語のまま理解する、少なくとも頭から英語を読んでいって、戻らないというやり方に変更するべきだと思います。

 確かに、英文解釈教室は、英語を日本語変換するテクニックの本としてよく出来ていると思います。当然、英語と語順の違う日本語にするわけですから、英文にレ点を打つようなやり方をして、語順を変換してから日本語に変換します。このやり方は大学受験には、かなり有効です。なぜなら、大学受験の大半が、英語を日本語に変換する問題だからです。

 しかし、留学する以上、今後、海外で英語を日本語変換する問題は、日本語学科にでも行かない限りお目にかかることは出来ないと思います。英語を読むということは英語の内容を理解することを意味し、日本語にすることを意味しません。

そうであれば、英語を読むのに後ろに行ったり前に戻ったりするのは、時間の無駄であるばかりでなく、英語理解の邪魔になります。たとえば、英語理解を日本語変換してからでなければ出来ない、またはその癖がついてるとすると、ヒヤリングの邪魔になります。ヒヤリングは、戻りたくても、話しは前から後ろにしか進まず、戻ることが出来ないからです。

 TOEFLの点数は173を目指してらしゃるなら、あと三点今のやり方でもいけると思いますが、173点取れたからって、海外での英語での授業についていける保証をしてくれているわけではありません。当然のことですが、留学先での授業は英語で行なわれ、一日30ページ読むような宿題は毎日のように出ますし,授業についていくために教科書をそれ以上読む必要が有ります。それに最初から耐えられるような対策を日本にいるときからするべきだと思います。正直、私もTOEFL230点ぐらいでこちらに来ましたが、当初、まったく付いて行くことが出来ませんでした。

 長くなりましたが、今すぐ、英語を日本語に変換する技術ではなく、英語を英語で理解する、頭から読んでいって後戻りしない訓練に切り替えるべきです。では、がんばってください。

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