この問題では、バッテリーを使用しはじめてから、「どのくらいの頻度で、そのバッテリーが故障しているかどうかの検査をするのか」が書かれていないんですよ。例えば月に１０回検査し、毎回不良品が１／５の確率で発生したら、たちまちほとんどのバッテリーが故障品として捨てられます。
また、故障品はすぐに捨てられるとありますが、「捨てられた故障品は故障率を計算する時に分母から差し引く」という記述はどこにもありません。ＥＴＳが作成した問題なら、題意がこの様に複数の意味に解釈されるような問題は「絶対にありません」。
受験生に無駄な時間を割かせるこの様な問題と、解説を平気で作成する予備校の無神経さは許せないと思います。

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