大切なのは“ノリノリ”?

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投稿者:Yongyi - 投稿日時:2002年09月09日 16時45分59秒


先日、3度目のTOEFLを受験してきました。そこで思ったのですが、試験中には上手に英文の流れに乗れていることが大切な気がしました。集中力が大切、ということはよく言われますよね。ところが私の場合、「集中しよう、集中しよう」と頭で意識するために、逆に英文の意味が取れなくなってしまうことがよくあります。

リスニングセクションで:
今回の試験で、英文の波に乗れている時とそうでない時の違いをはっきり感じました。今回は、音自体は2度目の受験のとき(※過去ログ2002年8/12、「CBT Listeningの音質・音量について」)よりもずっとよく聞き取れていたのですが、音声がすーっと流れて行ってしまい、質問が現われても、一体何の話をしていたのか頭の中が真っ白になっていました。英文が、頭の中を通っていくのではなく目の前をす〜っと素通りしていくような感じです。けれども、少しリラックスした心持ちになったとき、うまく会話の波に乗ることができ、それまでよりもずっとよく会話の内容を理解することができました。コンピューター・アダプティブで英語が易しいものになっていた、ということもあるかもしれませんが、自分の中で、聞いている英文に対する意識が全く違うのが分かりました。言ってみれば”ノリノリ”になっていました。
後半のレクチャーなどの時でもそうでした。最初にうまく波に乗れると、その後も流れる英文にずっとついていくことができます。けれども講義の最初でうまく波に乗れないと、単語やフレーズは聞き取れていても内容の理解・記憶が真っ白なまますーっと流れていってしまうのです。
普段家で勉強しているときにも、内容が取れたり、素通りしてしまったり、ということがあります。もちろん、初めてその英文を聞いたときと2回目以降では理解度が違ってくるということや、それぞれの英文の内容についての背景知識の違いということもありますが、それでも自分の緊張度やリラックスによってちがうと感じます。
今回のスコアは、1・2度目の19点、11点と比べて1番よいものでした(22点)。そして、リスニングセクションで今回の受験が前の2回と違ったと感じるのは、うまく英文の波に乗ることができたということなのです。

うまく英文の波に乗ることができると、集中することもできていて、「集中しよう、集中しよう」と無理に意識しているときよりもずっと内容を理解できていました。もちろん、「上手に英語の波に乗れる」というのは、全体的な英語力が大きく関係していますが、その時その時の自分自身の意識面での部分も大きいと思います。うまく説明できないですが言い換えると、英文の流れに乗るための土台になっているのは自分の今現在の英語力だけれども、その今現在の英語力を十分に発揮できるためには、その時どれだけきちんと英文の流れに乗れているかが大切、という相関関係です。StructureでもReadingでもそう感じました(これ以上書くと長くなりすぎるので ここでは説明しませんが)。
単なる経験不足や練習不足の問題でしかないのかもしれませんが、皆さんはどう思われますか?

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